きのうは政治ブロガー批判に終始したのだけれど、これとて憎くて書いた訳ではない。
打倒安倍政権の集(ブログ記事)が、民主党さえ政権をとればと悲願にも近い気持ちで語られ盛り上がるムードに一抹の不安を感じるのだ。それは「あの岸まで泳ぎ着ければ」とか「あの山さえ超えれば」とかという先の見えない桃源郷を夢見ている姿にも見える。
そこまで極論ではないにしてもとりあえず、対立軸として政権をとれば今後どちらが政権をとっても、民意を無視した政策はとれないだろうと言う二大政党願望の現れかも知れない。それが、わたしにとってすごく安易に感じられ、あたかも見えぬ山の向こうに楽園が拡がっているかのような願望にも思える。
そもそも小泉さんが異常ともいえる多数の支持を取りつけて政権を維持し続けられたのも、長年の一党独裁の時代(厳密には連立ではあるが)終わりを告げるべく、「古い自民党をぶっこわす!」というアンチ自民の期待をみんなに抱かせたからだ。
小泉政権の残した結果は惨憺たるもので、これからの立て直しに引き継いだ政権にすべてが委ねられたわけだが、これとて現政権が具体的な成果を出していかない限り、国民に見捨てられる日がくるのはそう遠い日ではないと思われる。安倍政権がダメ振りを出し続けることがいちばん可能性のある政権交代の最短距離なのだ。
その日が来るのを手放しで喜べるか? いや手放しで喜ぶ前に受け皿となる野党共闘代表の民主党にその度量があるのか。最近、民主党の戦いに疑問を投げかけるブログ記事が目につき始めた。その迷いともとれる動向に疑問や不安を感じていると皆の意見は共通している。
だが現実は、その姿を見ているのは支持者ばかりではないのだ。これから政権奪還に必要な将来、支持者になるであろう人たちも見ているいるのだ。その辺の曖昧さをひこずったままで挑むこれからの戦いはどこまで支持を増やすことが出来るだろうか。小沢代表はこれからも野党共闘でいくことを唱えているが、それすらも共闘する他党から不信の声が上がり始めている。
野党共闘で戦いきって、たとえ敗れたとしても精一杯戦った結果であれば悔いは無い。だが主導をとる民主党が自らの不協和音や失態で自滅して負けるのは悔やんでも悔やみきれない。協力してくれる他党にも失礼だ。野党の立場とはいえ、そういう重要な位置におかれていることの自覚が民主党執行部にはあるのだろうか。
安倍さんが世襲が故にその甘さを批判されているが、その言葉をそっくり鳩山さんにお返ししたい。
いまは勝つことだけ考えて欲しい。モヤモヤと人の顔色ばかりうかがうような優柔不断なコメントや態度は旧来の自民党に愛想を尽かして小泉支持に回った人たちのいちばん嫌う政治姿勢だ。その潜在的に取り込めるであろう新たな票田となる人たちに、似たようなもの(旧来の自民と)だとか、わかりにくいだとか思われたときは、民主党の明日は無い。
打倒安倍政権の集(ブログ記事)が、民主党さえ政権をとればと悲願にも近い気持ちで語られ盛り上がるムードに一抹の不安を感じるのだ。それは「あの岸まで泳ぎ着ければ」とか「あの山さえ超えれば」とかという先の見えない桃源郷を夢見ている姿にも見える。
そこまで極論ではないにしてもとりあえず、対立軸として政権をとれば今後どちらが政権をとっても、民意を無視した政策はとれないだろうと言う二大政党願望の現れかも知れない。それが、わたしにとってすごく安易に感じられ、あたかも見えぬ山の向こうに楽園が拡がっているかのような願望にも思える。
そもそも小泉さんが異常ともいえる多数の支持を取りつけて政権を維持し続けられたのも、長年の一党独裁の時代(厳密には連立ではあるが)終わりを告げるべく、「古い自民党をぶっこわす!」というアンチ自民の期待をみんなに抱かせたからだ。
小泉政権の残した結果は惨憺たるもので、これからの立て直しに引き継いだ政権にすべてが委ねられたわけだが、これとて現政権が具体的な成果を出していかない限り、国民に見捨てられる日がくるのはそう遠い日ではないと思われる。安倍政権がダメ振りを出し続けることがいちばん可能性のある政権交代の最短距離なのだ。
その日が来るのを手放しで喜べるか? いや手放しで喜ぶ前に受け皿となる野党共闘代表の民主党にその度量があるのか。最近、民主党の戦いに疑問を投げかけるブログ記事が目につき始めた。その迷いともとれる動向に疑問や不安を感じていると皆の意見は共通している。
だが現実は、その姿を見ているのは支持者ばかりではないのだ。これから政権奪還に必要な将来、支持者になるであろう人たちも見ているいるのだ。その辺の曖昧さをひこずったままで挑むこれからの戦いはどこまで支持を増やすことが出来るだろうか。小沢代表はこれからも野党共闘でいくことを唱えているが、それすらも共闘する他党から不信の声が上がり始めている。
野党共闘で戦いきって、たとえ敗れたとしても精一杯戦った結果であれば悔いは無い。だが主導をとる民主党が自らの不協和音や失態で自滅して負けるのは悔やんでも悔やみきれない。協力してくれる他党にも失礼だ。野党の立場とはいえ、そういう重要な位置におかれていることの自覚が民主党執行部にはあるのだろうか。
安倍さんが世襲が故にその甘さを批判されているが、その言葉をそっくり鳩山さんにお返ししたい。
いまは勝つことだけ考えて欲しい。モヤモヤと人の顔色ばかりうかがうような優柔不断なコメントや態度は旧来の自民党に愛想を尽かして小泉支持に回った人たちのいちばん嫌う政治姿勢だ。その潜在的に取り込めるであろう新たな票田となる人たちに、似たようなもの(旧来の自民と)だとか、わかりにくいだとか思われたときは、民主党の明日は無い。



TBを頂戴し、ありがとうございます。
>打倒阿倍政権の集(ブログ記事)が、民主党さえ政権をとればと悲願にも近い気持ちで語られ盛り上がるムードに一抹の不安を感じるのだ。
管理人さんの主張に賛成です。
たとえば、民主党にたいする期待は、この間の2つの衆院補選がピークだったような気がします。議論されていたのは選挙協力であったと記憶しますが、その際、私には2つの点が欠落されて議論されていたと思います。1つは、民主党そのものの、自民党となんらかわらない性格です。この点では、共産党が指摘するように、まさに同党誕生の経過をみても明白ですが、権力側の二大政党づくりに乗っかった政党です。これを脱したとは今もいえない。いま1つは、政党そのものの存在意義です。自らの社会的要請を明確にしてこそ政党です。ここをあいまいにしたまま選挙協力などありえないと私は考えるのです。1人を争うから野党はすべて一本化せよという主張は、正しいようにみえますが、根幹の政策が一致しないのに共闘など政党としてはありえません。少なくとも選挙政策での一致が必要でしょう。
来年参院選の目標は、護憲勢力が改憲勢力を上回ることだと考えます。野党が与党を上回ることでも、ましてや民主党が自民党を上回ることでもない。
護憲勢力が前進するこそ課題にする必要があります。拙ブログで、民主党に言及しましたが、同党への善意の期待が広くあることは否めません。しかし、同党が自民党にとってかわりうるなんてとんでもないと現状では私は考えるのです。
回顧趣味ではむろんありませんが、かつての社会党の役割を果たしうるとは私は考えないのです。私は社会党を支持したことはありませんが、それでも護憲を旗頭にした同党が、国民の期待も受け革新勢力の有力な部分であったこともまた事実でしょう。
護憲を軸にした国民的共同の構築、ここに全力をあげる必要があるでしょう。長々と書きましたが、今後とも宜しくお願いします。
おっしゃるとおりですね。小沢さんが政界再編の蛮勇をふるうのが参院選前なのかあとなのか、またかつてのような蛮勇はふるわないのか。3番目の道は選挙民にとって不幸です。
今晩は。
鳩山氏は政治家には不向きかな?って感じています。芸術家何かを籠もってやられれば、或いはそのパトロンに徹すれば、もっと人気が出るのかなって・・。
政治家は山師というか、ハッタリや冗談、泣き、つまりは
スゴ~イ芸人やないと、つとまりマへンから。
幹事長職は 裏方か? 役者か?
この辺が民主党の欠点では?
>野党の立場とはいえ、そういう重要な位置におかれていることの自覚が民主党執行部にはあるのだろうか。
ついこの前まで、「もう野党と呼ばないでください」と言っていたくらいです。期待する方が、どうかしてるんでは?
今一番大事なのは、現憲法を守るのか、それとも変えるのかではないでしょうか。それが政治家、政党を見るときの判断基準ではないでしょうか。
なお、民主党に関する次の2つの拙ブログ記事をご覧いただければ幸いです。
・改悪教基法成立に寄せて(続き×3)
http://www.orangeback.net/?p=161
・改悪教基法成立に寄せて
http://www.orangeback.net/?p=157
民主党を国民が乗り越えるには、民主党自身が語る言葉と行動の事実を国民に示し、なおその上にその事実が示している民主党の本質について語ることではないでしょうか。
国民は、いまの政治を何とかしてほしい、という思いが強いだけに、即戦力を求めている。
しかし民主党には即戦力はおろか、一歩の前にすすまないことを事実を通して理解してもらうしかない。時間がかかっても。
まさに今は、そういう状態ではないでしょうか?
今は溺れており、その岸以外の希望は何も見えません。
それともちょっと冷静に傍を見れば浮木があるでしょうか?背が立つでしょうか?
岸に泳ぎ着いて、それで初めて道を選び、歩き始めることができる、と多くの人が思っているのでは。
諦めて泳ぐ手を止めれば溺れるだけです。
まず民主化。民主主義でヒトラーを選ぶかもしれないけれど、諦めてこのままでは地獄へまっさかさまだ、という危機感では?
ちなみに民主党を見捨てて民主化を求めるなら、少なくとも一時的に自民党が小選挙区全議席の圧倒多数を取ることを容認する必要があります。
詳しくは拙ブログの
http://dnkqs.blogzine.jp/di/2006/12/post_eb93.html
にて。
今年一年間、ゲゲゲのイチローさんにはお世話になりました。
らんきーブログの最初の頃からのお付き合いをさせていただいた貴重な一人です。
また来年もご指導宜しくお願い致します。
よいお年をお迎えくださいませ。
さきほどメールを差し上げたのですが、戻ってきてしまいました。
変ですね〜。(^_^;)
私は人間がフマジメなせいか、落胆することはあまりありません。
たいていの場合「まあ、仕方ないかなあ」と思ってしまうのです。
自分がダメ人間なので、人にも期待しないのですね。
でも、前原誠司民主党全代表クラスになると「やっぱり許せん!」という気持ちになります(笑)。
それでは、今後ともよろしくお願いします。
よいお年を!
悪い中でも、見る目を養い、よりマシな野党共闘でまず政権交代させるしかないでしょ。悪い政府を交代させる権利が国民にはある。