石橋を叩いても渡らないかも?: 広島県知事辞職勧告決議案可決の陰に

2006年12月18日

広島県知事辞職勧告決議案可決の陰に

師走の忙しさでブログやメールのお返しが遅れていることをお詫び申し上げます。

fujitachiji.gif全国各地での県知事の不祥事が明らかになって、最悪の場合は逮捕という事態までに至っておりますが、我が広島県もご多分にもれず、藤田現県知事の過去の県知事選での後援会の不正政治資金疑惑が取りざたされて、ようやく18日、議会で知事辞職勧告決議案が可決されました。

法的拘束力はないとはいえ県政史上初めてのことであり、これも全国の厳しい世論に地方議会も怠惰をむさぼってきたいままでのツケが回ってきたということでしょう。うがった見方をすれば、機を見るのが早い支持会派議員たちが自分たちに世論の批判が向けられることを恐れて、いち早く変身し、正義感ぶっているように見えます。(だって昨日まで、うすうす知っていて見て見ぬふりをしていたのが大半でしたから)。

今回は珍しく地元中国放送(RCC)がこの件にしぶとく食い下がっていった報道姿勢を高く評価します。他のメディアはそれに追従した形でした。とかく政治というと、一般市民にはわかりにくく、たとえ理解出来たとしても、その長年のなれ合いと既得権益がらみのつながりが不正を許してきました。

今回は知事の責任追及に一点が集中し、それを正すことでトカゲのシッポ切りならぬ、頭切りの様相ですが、じつは事はそんな単純なことではなく、ここまで堕落させた責任は「おぼっちゃま県知事」を担ぎ上げ、自分たちにとって都合のよいように利用した一部の県議たちに、おおいに責任があると思います。

彼らは疑惑を追及されても全員否定しております。知事が決して清廉潔白だとはいいませんが、今日の議会可決後の知事インタビューでの彼の口惜しそうな表情を見ていると、ちょっと同情してしまいます。老練狡猾なベテラン県議を相手に県政を進めるのは容易ではありません。やがて去っていくであろう知事に責任をおっかぶせて、口をぬぐっている老県議たちに憤りをおぼえます。

無風状態の知事改選なのに、それなりの挨拶料(中途半端な額ではない)を要求し、それを飲まないとこれからの議会運営に支障が起こるかも知れないと脅し取った手口はまさに「平和のヒロシマ」ならぬ「ヤクザのヒロシマ」です。知事一人の首のすげかえより、この腐った老県議連中が居座って居る限り、明日の県政の未来はないと思います。これからどう展開していくのか目の離せない日が続きます。地元マスコミの正義の取材報道が持続することを期待しています。

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posted by ゲゲゲのイチロー at 21:35 | Comment(0) | TrackBack(2) | ローカル(行政)
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