石橋を叩いても渡らないかも?: 学校写真(野外活動)その2

2006年07月11日

学校写真(野外活動)その2

前回のつづきです。
日もとっぷりと暮れ、暗闇の山道をヘッドライトの明かりをたよりに登り詰めていくと、突然人工照明に照らされた緑の広場が目の前に開け、静かな山中にもかかわらず、この空間に人のざわめきが聞こえて、キャンプ場にたどり着いたことを知らせます。

hangousuihan.gif子どもたちにとって最初の夜のメインディッシュは自分たちが作る飯ごう炊飯。
グループにわかれ、野菜やお肉をきざみ(大抵はカレーライスですが)鍋を用意します。他の子たちはといだお米を飯ごうに入れ、カマドにかけるのですが、これが中々、簡単にはいきません。電気、ガスで育った世代は、火をつけることさえ初体験なのです。しおり(ガイドブック)を見ながら、新聞紙を種火として火をつけるのですが、勢いよく新聞紙は燃えても薪には火がつきません。気の利いた子のいるグループは落ち葉や小枝を集めて来て、うまく着火するのですが、どうしても2グループぐらいカマドに火がおきないのです。

ここでわたしの出番です。撮影は一時中断して薪の重ね方、種火にする新聞紙の入れ方等々、上手に団扇を使ってあっという間に火をおこしてしまいます。見ていた子どもたちは手を叩いて大喜び。

じつはこれがとっても大切なことなのです。
彼らが6年生になって卒業式を終えるまでの2年間、わたしに対する尊敬と親愛の関係が生まれるための、まず第一歩なのです。(はやい話が、子どもたちの撮影が、し易くなるということです)

(内緒の話)
薪で火をおこせないのは子どもたちだけではありません。最近の若い先生はやはり電気、ガス世代ですから、食卓の準備に他のクラスと、どんどん時間差がついてオロオロしています。そういうときの助っ人カメラマンの活躍は生徒たちだけでなく、担任の先生の信頼も得ること間違いなしです。

そうそう、もうひとつ。
さっき助けてあげたグループから、必ず!夕げのカレーライスに招待されます。断ってはいけません。
たとえ、生煮えのジャガイモやニンジンが喉につかえることがわかっていても。
子どもたちのうれしそうな顔を見ていたら断れるもんですかもうやだ〜(悲しい顔) トホホ。


このページの一番上の記事へ戻ります

posted by ゲゲゲのイチロー at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 教育
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

最新のTOPページへ

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。