石橋を叩いても渡らないかも?: 米国産輸入牛肉解禁日を間近かにして

2006年06月25日

米国産輸入牛肉解禁日を間近かにして

guniku-1.gif健康上の理由から、数ヶ月前からベジタリアンに徹している今日この頃なのですが、いよいよ7月から米国産輸入肉解禁になりますね。わたしは関係ないからといいたい所ですが、世の中そんな甘いものじゃないって。

この輸入牛肉問題がニュースで話題になったときに、食用牛肉そのもののことより、取り除かれた危険部位が砕紛化され、他の飼料と混ぜられて再び家畜の餌となって与えられているというのを初めて知り、草食動物が肉を食べるなんて思いもしなかった(飼料に加工されているとはいえ)。

昔、勤めていた会社の仲良しグループと山間の温泉地に小旅行したことがあります。昼間は近くの渓谷に、すがすがしい空気と景観を求めて車を走らせたのですが、虹鱒釣りの看板につられてそこへ立ち寄ることになりました。そこは虹鱒の養殖場で、プールのような養殖池がひな壇上になっており、一番下の段が大きな溜池になっていて上流の養殖池から逃げてきた魚達はそこに留まるのです。その溜池が釣堀になっているのです(ムダがない)。

釣堀も飽きて上流の養殖池を見学させてもらうことになりました、ちょうど餌をやる時間だったので係りの人が大きなバケツで撒餌していましたが、バケツの中を覗くと、肉の塊がびっしり入っているのです。それをプールの中央に向かって放るのですが、それは以前何かの映像で観たことのあるピラニアが獲物にむしゃぶりつくみたいに、池の虹鱒たちは水飛沫をあげて、その肉塊を奪い合うのです。見ていて気分が悪くなりました。

今回、食用肉の規制や監視が取りざたされていますが、もともと規制の甘いアメリカは、危険部位や発病した牛の、その後の処置は」どうなっているのでしょう。加工された物は対象外となって様々の動物の飼料や愛玩ペットの餌になっているのではないのでしょうか。人は時間が経つと、いい事も悪い事もどんどん忘れていきます。おそらくこの輸入牛肉問題だって、あと数ヶ月たてば、何事も無かったかのように牛丼屋や焼肉屋の前は食事を楽しむ人たちで一杯になるでしょう。

本当の問題は狂牛病にあるのではなくて、日ごろ飽食の日本の現状を嘆きながら、おのれはその足で焼肉を食べに向かう、この他人事感覚のほうがよっぽど問題だと思うけど、どうでしょうか。

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posted by ゲゲゲのイチロー at 10:21 | Comment(0) | TrackBack(2) | 社会
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