石橋を叩いても渡らないかも?

2006年04月30日

文化涯る地へ向かって

今、広島は二つの文化の灯火(ともしび)が消えようとしています。ひとつは三十三年の伝統を誇る地方の文化の広場ともいえる郵便貯金ホール、そしておなじく厚生年金ホール。数々のコンサートや演劇が開かれて来た、これらのホールは地方に住むわたしたちにとって唯一の文化の香りを共有できる場でもありました。
中国新聞06年3月29日付、郵便貯金ホール関連記事
中国新聞05年12月5日付、社説 厚生年金会館関連記事

このホールの名称を見て何か気づきませんでしたか。
いずれも小泉首相が推し進める行政改革の槍玉にあがっている関連省庁の施設です。政府が財政赤字を解消し、健全な行政の姿を取り戻すという目標に突き進むことによって浮かび上がってきた現実です。

郵政も民間企業へと変身する期日が迫っています。それに準ずる他の省庁も改革の早急な成果を求められています。
目標を与えられ、それを成し遂げる為にはみじんの妥協も許さないお上に、木っ端役人は戦々恐々とし、ただ数字合わせの改革に励みます。
その結果が地方の切り捨て。
そのころ首相は好きなクラシックに、演劇に、都内の名だたる会場で芸術鑑賞です。
小泉さんの声が聞こえてきそうなきがします。「いいじゃない、東京までくれば。飛行機なら1時間ちょっとだよ。新幹線で大阪でもいいけど。便利な時代なんだから、みんな自分が求めてもっと行動しなきゃ〜」なんて言いそうです。

だれがそれに係る時間と費用を負担するのですか。これは一地方都市の問題ではなく、広島を基点にしてもっと小さな地方の町の人たちは、はるばる交通機関を乗り継いで、隣県や対岸の四国からでも文化の香りを求めて広島にやってくるのです。

数字合わせの改革だけを推し進めることは、全国の地方都市にとって日々の生活の経済格差だけでなく文化までも奪い去られようとしています。
「民間に出来ることは民間にまかせればいいじゃないか(小泉首相)」。
民間は採算のことしか考えません。


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2006年04月29日

大林宣彦監督の「故郷への絶縁状」

ノスタルジックな「おのみち」を背景に映画を撮りつづけている映画監督の大林宣彦さんが自分の故郷、尾道で撮影された「男たちの大和」の原寸大の戦艦大和(部分)のロケセットの一般公開に不快感を表明し、公開が終わるまで故郷には帰らないと宣言した。(24日、AsahiCom)

onomichi-1.gif尾道といえば古くは志賀直哉「暗夜行路」、林芙美子「放浪記」の小説の舞台でも有名であるが、やはり日本中の人々に「おのみち」を再認識させたのは大林監督の「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」などの尾道三部作、「ふたり」「あした」「あの夏の日」などの新・尾道三部作と呼ばれる映画の舞台になったことだろう。その大林監督の絶縁宣言で今、尾道市民の心境は複雑である。

瀬戸内の古い町並みが大切な観光資源の尾道に「戦艦大和」のロケセットの一般公開が大盛況というニュースを最初に聞いたとき、なぜか不思議な気がした。
「大和」はわたしの故郷「呉」で建造され、出陣したときも瀬戸内海を南に、やがて伊予灘、豊後水道を通って太平洋を南下したはずなのにと思ったが、ロケに格好の造船所跡や、それにふさわしい撮影場所が尾道にしかなかったからと言う説明を聞いてなるほどと納得したが、それにしても戦争映画のロケセットと尾道はミスマッチだなと思っていた。

この度の件での大林監督のコメントと一般の若い市民の方のコメントをみて頂きたい。
(大林監督のコメント)
 僕の自慢は、尾道に映画の記念碑やセットを残していないことだ。映画を見た人の心に残ったものが記念碑。セットを残そうなどという提案はすべて断ってきた。尾道市にとってはそれが不満だったのだろう。
「男たちの大和」という映画がふるさとで撮影されたことは、誇らしく思う。僕の尾道での撮影スタッフも協力した。でもセットは残すためのものじゃない。スクリーンに映し出されて初めてリアリティーを持つ。単なる張りぼては、夢を壊すだけではないか。
またまた恒久的に残すものとして、戦艦大和の歴史がある呉市につくられたのなら賛成するが、いかにセットを残すかばかりに気を取られた尾道市につくられたことは、大和にとっても不幸だ。
小学生からも金をとって、ふるさとや戦争を商売にしている。セットが公開されているうちは尾道とは絶縁だ。これは、大林映画30年の理想に対する否定であって、怒らないわけにはいかない。
僕の願いは、ふるさとがあるがままに残って欲しいということだ。高度成長期、尾道でも古いものが壊されたが、これからは古いものを残すことが資源になる。「そこにしかない暮らし」を求めて旅人は来るのだから。 (24日、AsahiComから)

(若い市民の方のコメント)
ボクは「なくなる予定」の「ロケセット」には賛成派です。
アレが永遠にあるのでしたら猛反対ですけどね。
新しすぎる尾道も嫌いですが、古きを温めすぎて朽ち果てていく尾道はもっと嫌いです。
大林監督の言わんとすることもわかりますが、尾道のためにならないからと文句を言うだけでなく、「尾道のために今何をしているのか」それが大切だと思います。
尾道を憂うなら、嫌いな物があるから帰らないではなく、尾道に戻ってきて、何かしてほしい。そんな気がします。
最近の大林監督は遠くから尾道を眺めて発言しているだけ・・・そんな雰囲気がして、ちょっと残念です。 (26日、「尾道Jinnのブログ」より)


これを読まれてどう思われましたか。お二方のコメントの是非はともかく、みんな本当に「おのみち」を愛しているのだな〜と、わたしは思いました。
ロケセットはゴールデンウィーク明けに壊され撤去されるそうです。


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posted by ゲゲゲのイチロー at 10:08 | Comment(0) | TrackBack(2) | ローカル(社会)

2006年04月28日

続・補選千葉7区の影に(新・東広島市長選)

米軍基地問題を抱える岩国市や沖縄市と違って地方自治と中央の対決などさらさらなく、病気を理由に辞職した前市長の後任としての市長選挙だった。
たまたま立候補したのが自民政調会長中川秀直氏の次男俊直氏(35)だったからマスコミは政権与党側候補VS対立候補的図式を作り上げ、俊直氏が落選すると政権与党批判の一端の表れだとハシャギたてたが、実は当選した対立候補蔵田義雄氏(54)は生粋の自民党元県議だったわけで、あえて言うなら親バカ政調会長子息の政界デビューVS地元現職ベテラン県議対決というのが本当の図式だ。

自民政調会長中川秀直氏は日経新聞政治部記者のときに、故衆院議員中川俊思氏(自民)の娘婿として岳父の地盤を引き継いで政界デビューし、現在に至っている。当時、衆院選は中選挙区だったので引き継いだ広島2区は超激戦区で、5人当選のうち必ず現職が落ちると言う魔の選挙区だった。
そういうこともあってか中川秀直氏の初当選は自民党ではなく、自民独裁の政界に新風をと袂を分かって作られた「新自由クラブ」からの初デビューであった。いまの俊直氏よりも若い32才で政界入りしたが、その後も順風満帆とはいかず落選も経験し、自民党に鞍替えした後も安定した政治生命とはいえなかったが、奇しくも衆院小選挙区に制度が変り、昨日までのライバルと選挙区が競わないよう上手な区割りで魔の激戦区の時代は終わりを告げた。

その後は皆さんもご存知のように数々のスキャンダルにもかかわらず、広島という保守的な地盤や天の風にも助けられて、現在の地位まで上り詰めてしまった。幸運な男である。
その子息、次男俊直氏が今、若い頃の父が苦戦を強いられた保守的な地盤で同じ憂き目にあっている。これは地方ではありがちなことで、ハイレベルな政争ではない。単なる地方の利権の争いである。

ニュー東広島市民はどんな気持ちでこの状況を見つめているのであろうか。

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posted by ゲゲゲのイチロー at 13:28 | Comment(1) | TrackBack(0) | ローカル(行政)

2006年04月26日

補選千葉7区の影に(新・岩国市長選)

今回の衆院千葉7区補選とあいまって各地の地方市長選挙もあり、いずれも自公推薦の候補が敗れるという結果をマスコミや政治ブロガーの皆さんが、政権与党に対する反撃のノロシだとエキサイトされておりますが、地方自治の選挙結果は若干ニュアンスが違うとわたしは個人的に感じ、気は重いのですがあえて筆をとりました。

新・岩国市長選挙の投票結果は米軍基地移設問題で市民に直接是非を問う住民投票を実行したことで一躍話題となった前市長井原勝介氏が勝利しましたが、移設反対の井原氏が新市長に指名されたことにより問題はより複雑化する様相です。

山口県岩国市は県東部に位置し、明治維新で近代国家を推進する原動力ともなり多くの政治家をを輩出した長州(県西部)と県を同じくしますが気質はまったく違います。これは関が原の戦いまで遡らないとその真因は理解して貰えませんが本題と外れるのでお暇な方は自分でお調べください。
実際に今でも経済圏、生活圏は隣県の広島県に属します。

米軍基地を抱える市町村はいずこも共通した問題で悩んでいます。戦後、進駐軍から駐留軍へと呼び方は変れど60余年好むと好まざるとに関係なく基地の街として来た経緯を考えると井原氏のような人が市長として選ばれ、住民達が基地移設に反対票を投じる。「ノーと言える日本人」の時代がやっと地方にも来たのかという思いです。

でも現実の見通しは闇です。遅過ぎました。バブル全盛の時代ならいざ知らず、日本経済は沈下し地方は高齢化をも伴って疲弊しています。ジャマな基地さえ住民にとって大切な財源です。こうした地方の苦しい台所事情を巧みについて飢える子供の前に飴玉をちらつかせるがごとく政府は決断を迫ります。(住民の了解を取らなくても行使できるのではあるが)
地方自治の主権は当然住民にあるのに、国という大きなチカラはこう言います。「日本国民の平和のために」「日本国のために」
それは何故か、ずーと、わたしが生まれるよりもずーと昔に聞いたような気がします。

次回は東広島市の市長選(自民中川政調会長次男立候補地)について語ります。




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posted by ゲゲゲのイチロー at 19:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | ローカル(行政)

2006年04月25日

衆院千葉7区補選結果をみて

chiba7ku.jpg仕事が忙しくて、衆院千葉7区補選だったことを忘れていた(他県のことでもあり)24日になってWEBで開票結果と、期間中の各陣営の活動とやらも知った次第。
ともあれ僅差ながら勝利した民主党おめでとうございます。

ASAHI.COM(24日分)の千葉7区の出口調査のグラフが興味を引いた。
前回(05年衆院選)と比較してみると無党派層は民主党での伸びが見られるのに、女性層はむしろ下降気味、その分自民党が右肩上がりで支持を伸ばしている。20〜30代層も同様に近い状態で自民党が逆転して支持を伸ばしている。
これはわたし個人の独断ではあるが女性層では若い同姓候補に対する反発、公明党(婦人部)の組織力による支援等、20〜30代層は現状の世の中への不満や苛立ちに対して、実行力や即戦力があると見られたのが自民(小泉内閣のニュー自民であって旧自民ではない)支持にあらわれたのではないかと思われる。
これらを見るに民主党は無党派層の支持があったとはいえ、裏返して言えばいつ寝返っても可笑しくない「浮動票層」でもある訳だから勝ったとはいえ将来的に安泰とはいい難く、これからの行動に誠実さや実行力が見られなければ即地獄をみる結果が待ち受けていると思う。

前回の衆院選大勝利でオバカになったのか自民党は視線が国民には向かわず、顔だけがこちらを向いているという、いわゆるカメラ目線のゲーノージンもどきになってしまった。それは選挙期間中の中身の無いパフォーマンスで十分証明されているが、これとて昨日までの民主党の姿でもある訳で小泉自民が何故ここまで支持を得られ続けたのかまったく分析が出来ていない。

これはこれから日本の未来を担っていくであろう若年層の彼らが求めていることが何であるか理解し、答えていかなければ右肩上がりのグラフは下降し、やがて無党派層へと流れていく。
いまやイデオロギーによる政党支持など無いに等しい現在に、国民が求めているのは明日に夢が托せる政党だ。口先だけでなく、やってくれれば(変えてくれれば)何処でもいいと言う思いなのだ。


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posted by ゲゲゲのイチロー at 07:19 | Comment(1) | TrackBack(22) | 政治

2006年04月21日

ベストフレンド(似た者どうし)

いつも固いテーマばかり書くのでお客さんが減ってきちゃった。
当店主としてはウケをねらう為のネタは本来、わたしのポリシーに反するのではあるが、今回は小話(こばなし)をひとつ。

《注:この小話自体、パクリなので大きな顔して語れないのだが、わたしが見つけたときキャストがブッシュ(米大統領)と小泉さんだったので一人でバカウケし笑い転げた。本当(原文)は小泉さんでなくチェイニー(米副大統領)らしいのだが、ブッシュのポチとして、いまだ忠犬振りが見事な小泉さんにエールを送る意味で、わたしの記憶のまま書かせて頂いた。敬称は年月が経っているので一部変っている。》


koizumi&bushu.gifジョージ・ブッシュ(米大統領)がエリザベス(英国)女王と会見し、こう尋ねました。「陛下は実に効率的に政府を運営してらっしゃる。何かアドバイスをいただけませんか?」
「そうですね」女王陛下は言いました。「最も大切なことは、周囲に賢い人材をを配することではないでしょうか」
ブッシュ大統領は困った表情で訊きました。「でも、自分のまわりにいる人間が本当に賢いかどうか、どうやって判断すればよいのでしょう」
「あら、それはかんたんなことです。頭を使うナゾナゾをしてみれば良いのです」。女王はインターフォンのボタンを押して「トニー・ブレア(英首相)をここに呼んでくださるかしら」と命じました。
ブレア首相が部屋に入って来ました。「陛下、お呼びでしょうか」。
女王は微笑みました。「トニー、この質問に答えていただけますか。あなたのご両親に子供がいます。その子はあなたの兄弟でも姉妹でもありません。その子は誰ですか?」
間髪入れずブレア首相は答えました。「それはわたし、ということになるでしょう」
「そのとおり!よくできましたね」と女王は言いました。

ブッシュ大統領は帰国し、ちょうど訪米して来た小泉首相に同じ質問をしました。
「コイズミ、この質問に答えてくれないか。君のご両親に子供がいる。その子は君の兄弟でも姉妹でもない。その子が誰になるかな?」
「はっきりとはわかりかねます」と小泉首相は言いました。

宿舎に着いた小泉首相はさっそく側近たち一人一人に同じ質問をしたけど、誰も答えることができませんでした。 そこで小泉首相はかねてから面識のあるコリン・パウエル(国務長官)に電話で「コリン!この質問の答えを教えてくれないか。君のご両親には子供がいる。その子は君の兄弟でも姉妹でもない。その子は誰になるだろう?」
パウエル国務長官は言いました。「そんなの簡単さ。わたしに決まってる!」

小泉首相はにっこり笑って「ありがとう!」と礼を言いました。翌日ブッシュ大統領に会った小泉首相は「昨日(さくじつ)のご質問の答がわかりました。答えはコリン・パウエルです」

ブッシュは立ち上がり、小泉首相を見下ろしてあざ笑うように言いました。「ノー、コイズミ。正解はトニー・ブレアだよ」






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posted by ゲゲゲのイチロー at 18:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | 政治

2006年04月20日

人として生きて行く為に必要なもの。

今朝自宅に帰る車の中でラジオを聞いていたら、今ちょっとした「脳トレーニングブーム」なのだそうだ。グーグルで検索したらズラ〜と出たけれどひとつひとつ見る時間が無くてほんの数件見ただけだが、なんだかよく分からない。

頭のトレーニングというか体操というか、何故かこの手の出版物や番組は受けるし、行き着けの喫茶店のマスターもお客そっちのけで「クイズ番組」に夢中!。

人間みんな向上心があるから感心も高いのだろうけれど、そんなトレーニングぐらいで頭脳明晰になれるのかな〜?。ブログやってる皆さんは原稿で日夜、頭ひねってるし、アップするために指でキーボードも打たなきゃならないから、いまさらトレーニングは必要ないと思うけど。

人間の知能とかセンスとかは先天的なモノなのか後天的なモノなのか、わたしも専門家でないので詳しいことはよく分からないけれど、以前の仕事がクリエイティブなことを要求される職業だったので自分の才能の無さは身にしみて感じていた。

子供のときからいわゆる「お勉強の出来る子」だったから、周りの期待も裏切れないしそのために努力もしたけれど、社会に出る日が間近になって、急にクリエイティブな世界に気を惹かれ飛び込んでしまった。結局、実を結ばなかったけれど後になって考えてみれば、最も多感なこの時期にこそ、勉強以外の色んな事が一番大切な栄養ではなかったのかと今にして思い悔やまれる。(遊びも恋愛も)

世の親御さんたち、我が子を将来中央のお役人にするのが目標なら「学力一辺倒」だけでよろしいでしょう。でも混沌とした未来にお子さんの将来を託すのならば、子供にとって諸々の経験はどんなつまらないこと(親から見た)でもすべて栄養になります。


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posted by ゲゲゲのイチロー at 19:00 | Comment(2) | TrackBack(1) | 教育

2006年04月18日

ジェネレーションギャップ2/2

嫌韓ブログが盛況なのにそれに比べて在日の人たちの声が聞こえてこないという(私が見つけるのがヘタなだけかもしれませんが)一方通行のなかで最近同じカテゴリーの中で「コリアン・ザ・サード」と言う在日三世の方のブログが目に留まりました。それを読ませて頂いて少し安心しました。
彼の素直な思いが綴られていることにも感心しましたが、それに対してコメントを寄せられる若い人たちの冷静さや優しさも、ある意味では意外な驚きでした。

いつもこの手のブログを拝見していて若い人たちは過激で怖いというイメージしか持っていませんでしたから、話し合う場をつぶしてしまうような過激なコメントを見る度にわたしは(若い世代に対して)虚しさを感じていました。わたしと同世代かそれに近い人たちは同じ思いで沈黙を保っていた方もいたと思います。

年寄りはとかく「近頃の若いもんは・・・」といつの世も言います。わたしが若いころも自分の親やその上の世代の人たちによく言われていました。お互い分かり合えないのが現実ですが、分かろうとする気持ちは大切です。

「コリアン・ザ・サード」の執筆者やコメント寄せられている若い人たちを見ていると「近頃の若いもんは・・・」のわたしの続きの言葉は「なかなかしっかりしとるじゃないか。たいしたもんじゃ。ワシらの若いころに比べると」となります。

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posted by ゲゲゲのイチロー at 19:42 | Comment(2) | TrackBack(0) | ニューメディア

2006年04月14日

輪害(自転車)に行政の早急な対策実施を。

春の全国交通安全運動も明日15日で終わりますが、期間中の12日警視庁で「自転車対策検討懇談会」という初会合が開かれた。これは警視庁交通局長の私的懇談会である。
交通問題の専門家たちが近年の輪害(自転車)の増加に対しての分析および対策について話し合い、それらの提言を今秋までにまとめるとのこと。
自転車による輪害が問題化されてきたのはここ十年のことではあるが一般道の交通量の増加とともに歩道上に追いやられた自転車利用者のマナーの悪さが人身事故の増加につながる結果となっている。

安く手軽で便利な自転車は日常の足としても、またレジャーとしても市民生活には欠かせないものではあるが軽車両としての罰則規定の具体的な指導は定められておらず、悪質な違反者でない限り警告にとどまっているのが現状だ。

また交通ルールがすべての自転車利用者にどこまで徹底しているのか、またそれをどこで指導するのか、ルール違反者に対しての具体的な罰則規定を新たに設けるのか、やっとお上の重い腰が上がったばかりだからこの会合によってまとめられる結論の具体的な実施が見られるのはまだまだ先の話だ.

わたしは毎日、交通ルール無視の街の自転車に泣かされています。

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posted by ゲゲゲのイチロー at 22:06 | Comment(1) | TrackBack(0) | 社会

2006年04月10日

大和ミュージアム

ブログをスタートしたときにわたしの故郷のことを書きました。

「故郷」という言葉から受けるイメージは、自然がいっぱいで四季おりおりの季節感漂う田舎の風景というのがスタンダードなものなのでしょうが、じつはわたしの「故郷」は、戦前は近代国家を目指していた明治政府のチカラ入れで一漁村だった瀬戸内の地に人工的に創られた街、軍港都市「呉」なのです。

城下町でもないこの一地方都市の歴史はこの時点から始まりました。海軍力強化の国策のもとにホウガイな国費をかけ街づくりをしました。その繁栄振りを聞きつけて貧農に喘ぐ地方の若者たちや、働く仕事を求める都市部の労働者など全国から集まりました。
わたしも両親から聞いた事を元に書いているので偏った情報だとは思いますが、さながらゴールドラッシュに湧いて人々が集まった西yamato.gif部劇の街のようではなかったのかと思われます。人口構成は海軍軍人とその家族、軍用艦船を造る為の大型造船所とその資材を供給する為の製鉄所や兵器製造工場、そこに勤める労働者と家族、それらの人々の生活を潤わすべく様々な商人達、ピーク時は猫の額のようなこの街に人口40万人いたといわれています(数倍広い県庁所在地の広島市でも当時40万人でしたから)。

そして敗戦、軍の施設はことごとく連合軍に占領解体され、地方から集まっていた労働者達もそれぞれの田舎や他の都市に去っていきました。残された人たちにとっての生活の糧は駐留軍(当時、進駐軍)相手のビジネスからあらたな生活が始まりました。そして戦後の街づくりは軍都から平和産業都市へと進路を換え、辛うじて戦火を免れた工場や造船設備を利用し戦後の高度成長と相まってそれなりの復興を遂げましたが、やがて世の中は「重厚長大から軽薄短小へ」と需要は変化して若者達は故郷から新しい産業に賑わう都会へと流れていきました。

いま街は地方がいずれも抱えているの高齢化と衰退というパターンに悩みつづけていますが、戦後60年余りたった今、軍港であったことさえ憚れた時期を経て、誇れるものがそれしかない街にとって、この度の戦艦ヤマトにまつわる映画「男達の大和」の大ヒット、たまたま期を同じくして開館した市海事歴史科学館「大和ミュージアム」の盛況は一筋の光明を見つけた思いです。

わたしは単純にイデオロギー抜きで自分の故郷が注目され街が元気を取り戻すきっかけになるのであればと、こころひそかに喜んでいます。皆さん、これも日本が歩んできた現実です。それを直視することも必要だと思いませんか。

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posted by ゲゲゲのイチロー at 18:43 | Comment(1) | TrackBack(2) | ローカル(社会)

2006年04月08日

貴方はWindows派、それともMac派?

imac.gifちょっと、みんなとテンポずれているかも知れないけど、MacでWindowsXPが使えるってニュース入っていたけど、個人的には今のところ、様子見ってところかな。
もともとMacからPC入門したこともあって一昨年までは頑固なMacユーザーだったんだけど大勢には逆らえず今や立派なWindowsユーザー。

うちは部屋広いからディスクトップ複数台あっても一向に構わないし、実際にWindowsだって作業するときは2台同時に使うことが多い。
だからデュアルにするメリットがよく解からないけどノート一つで外出したときは便利いいかも知れないな。

実はMacにはちょっとした思い入れがあって、若いときの友人でPCショップの店長していたのがいて暇なときには彼の事務所に遊びにいってたのだけれど、そのとき見たのがMac.
当時国産はオフコン主流で一般ユーザー向けにはNECディスクトップが出たばかりっだったと思う。個人的には取引先の関係でSHARPのMZ−80ていう機種を持っていたんだけれどアプリケーションソフトなんて無い時代だから、一生懸命BASICを勉強して自分でコマンド打って遊んでいた。

そういうときに目にしたのがMacだったから衝撃的だった。友人は仕事中にディスプレイで遊んでいる。もう記憶が定かではないので間違っているかもしれないが、こっちは簡単な数式が作動出来たと喜んでいるのに、彼は画面にアートを出力して、しかもそれがゲームで動いている。
欲しかった。
でも価格が安い普通自動車一台の価格と同じ位だったから手が出なかった。

それから十年余りPCと遠ざかっていたのに急にやりたくなって購入した機種が、あこがれのMacだったという訳。
アプリケーションさえ充実してくれればまたMacやりたいなあ。
と思っている今日この頃です。

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posted by ゲゲゲのイチロー at 19:53 | Comment(0) | TrackBack(1) | 日記

2006年04月07日

民主党代表小沢一郎氏に決まったけれど

ozawa-giin.gif民主党所属議員による党代表選はさまざまな思惑を秘めながら、成るべく人がなったというべきか。
悪党づらのイメージから党内外にも嫌悪感を抱く人も少なくないとは思うけれど、なにせこれまでの代表に替わるような人材がいないのも現実。

見映えのいいマスメディア向け議員はテレビドラマの中なら適役かもしれないが、ここは花より実を採る意味でもルックスの悪さなんかたいした障害じゃない。

それよりも心配なのは、今回の偽メール騒動で露呈した民主党のコンセンサスの無さというか実力の無さというか、我が愛する地元球団広島東洋カープの姿を政界にみる思いです。

でもカープに例えていうならばヒーローなきチームは、また全員がヒーローなのである。

力強い牽引者のもとに勝利を目指すのも道ならば、拙い者同士がささえあい補いあって勝利をかちとるのも道である。

民主党には後者を目指して欲しい。

まあ、いっぺんやってみんしゃい。皆が一丸となって得た勝利の感激はどれほど素晴らしいものか。これは体験したものでないとわからない。

(お金も選手も豊富な読売ジャイアンツに立ち向かう弱小広島カープのあの75年初優勝の感激を再び味わいたい。そういえば先のWBCで日本チーム(王ジャパン)が優勝したときも向こうのメディアがアメリカ大リーグのベースボールが日本のチームヤキュウに負けたとベタ誉めしてたじゃないですか。)



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posted by ゲゲゲのイチロー at 19:06 | Comment(1) | TrackBack(27) | 政治

2006年04月06日

わたしの感覚は進化していません。

今朝、出勤時にタバコを持って出るのを忘れた。
会社に着くまでの辛抱と、しばらくは我慢したが道のりが遠いのと早朝ラッシュに巻き込まれてイライラはつのるばかり。

もともとヘビースモーカーでも無いわたしは、会社の同僚が気がつかない程度の喫煙者なので、まわりから「いっそのこと辞めてしまったら(タバコを)。」とよくいわれるが、無ければ無いで落ち着かない。

我慢できずに途中のコンビニで車を止め、タバコと使い捨てライターを買った。
ライターを買うときにふと気がついたのだが、ひとつの陳列には105円のライター、隣りの陳列には200円のライター。大きさはほぼ同じくらいなのに値段が倍近くも違う。

コンビニーのお姉さんに「何故、こんなに違うの?」と訊ねてみたがよく解からないとの答え。もともと好奇心旺盛なわたしは高いものはそれなりの理由があるからだと自分に言い聞かせて200円のライターを買った。通勤時間の遅れを取り返すべく足早に車をスタートさせた。

そして車が赤信号にかかった時に、さっき買ったライターでタバコに火を着けようとするが着火しない。何度試してみても駄目。買うときに点火してみればよかったのにと後悔したが、もう車を止める気にはならない。会社に着くまで我慢しようと胸ポケットにライターを仕舞いかけ口金の部分が手に触れた。「熱い。」
ちゃんと火は着いていたのだ。ためしに手をかざして暗くしても炎は見えない。

おもわず苦笑いした。頭に「環境に優しい完全燃焼の使い捨てライター!」のキャッチコピーが浮かんだ。でもさあ〜炎が見えなきゃ着いているのかどうかわかんないじゃないの。

マイカーの故障は大抵の事は自分で直す。自称整備士なみの腕なのだ。
以前、方向指示器のリレーが壊れてパーツ屋に行って新しいリレーを購入するときに店の人が「純正にしますか、どうしますか?」と言うので、どう違うのと訊ねたら純正は作動した時にカチカチと音がする。他の互換メーカーの物だと安い代わりに音がしない。昔はリレーもアナログだったから構造的に音がするのが当たり前だったのに、いまや電子回路が全盛の時代はわざわざ音が出るように手間かけてあるのが純正なのだ。

科学や技術は進歩するけど、それを利用する人間はさほど進化していない。
炎の見えない完全燃焼ライターや耐久性に優れた電子回路の無音リレーはわたし(原始人)の視聴覚には馴染まない。

(追記)ライターが高かったのは別の理由でした。



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posted by ゲゲゲのイチロー at 14:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年04月05日

いま、わたしが一番望むこと

わたしの稚拙なブログでも訪れてくださる方たちがいらっしゃることを嬉しくおもいます。
書かれてる内容に同意いただけないまでも、世の中にこういう想い(意見)の人間もいると、すこしでも伝わることが出来たならブログとしての役目を果たしていると思います。

人それぞれの立場や価値観の違いがバリアーをつくり、それを乗り越えることなく、限られた範囲でのコミュニケーションが形成されていた時代には、求めて行かぬ限り他の人たちの生活とか、思いは伝わることはありませんでした。

遠くに住む人、生活環境や世代の違う人、日常接することの出来ない人たちと文字の上だけではありますが、手軽にに意見が交換できるなんて一昔前では想像も出来ませんでした。


人はみんな「しあわせ」を求めています。
向かう先が見えないと、それぞれの道を選んだ人たちとの間に疑心暗鬼が生まれます。
わたしは難しい思想のことなどはわからないけれど、例えどの道を選んだとしてもみんなが「しあわせ」に近づくことが出来たら、それはそれでいいと思います。

失敗を恐れずに。

例え失敗しても再度チャレンジすればよいのですから。

(最初に投稿したあと、削除、修正を繰り返していたら文面が原型を留めないほど変わってしまいました。いったい何を言いたかったのでしょうか。)


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posted by ゲゲゲのイチロー at 21:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年04月01日

もし一部の望みでも残されているのであれば。

maehara-giin.gif堀江メール事件が発端になり永田寿康議員の議員辞職および民主党執行部の総退陣という予想どおりといえばいえなくもない結末になってしまった。

これは以前わたしのブログで書いたとおり、起きてしまった不始末よりも後処理の対応がどれほど大切かと指摘したのに、お偉い先生方には未経験なこともあって、とんだ民主党の底の浅さを露呈する最悪のかたちで幕引きとなった。

国民の冷ややかな視線をどう乗り越えていくかが今後の課題だが、小手先ばかりの戦術に酔ういままでの体質をどこまで改善し断ち切れるか。
前原代表の弁明の言葉で気になったことは、演説の端々にやたら「野党第一党」というフレーズが聞かれたが、あなたたちの誇りとか威厳とか目標は「野党第一党」に甘んじることだったの。
自民党に変われる政党として、ひとつひとつの行動が支持していた国民に新たな期待をいだかせていたのにそれを全部ぶちこわしてしまった。

あなたたちに一番欠けているのは誰のために政治生命をかけるかという志だ。

もしいまでもその気持ちを失っていないのなら「与党の足を引っ張るのが仕事」のような野党体質を捨て去るべきだ。

世間ではいろいろ言われている小泉さんが反小泉という逆境の党内にあって大勢の国民の支持をとりつけられたのも、頑固で捨て身ともいえる彼の行動が国民になにかを期待させたからだ。

国民は政権与党の行動に満足はしていない。社会が2極化されていく現状に、取り残されていく側にいつ自分がなるかという不安をいつも抱いている。
その不安を払拭されるべく「与党になれる党」とはどういうものか、じっくり考えてみるべきだ。

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posted by ゲゲゲのイチロー at 18:05 | Comment(1) | TrackBack(13) | 政治

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